酌
今の状況で言ってはいけないのは私が1番よく分かってる
分かってるけど、もうむりだ全部吐き出してやる
私はただ
「もう我慢しなくていいよ。辛かったね。頑張ったね」
って言葉を誰もいないところで言って欲しいだけなのに
素直に大好きとか愛してるとかちゃんと言われたいだけなのに
自分でその「言ってくれる道筋」すら壊してるのも分かってる
本音が言葉として出る前に喉に引っかかって結局言えない自分のせいなのも分かってる
私と一緒に○○したくないとか言われる度に不安になって苦しくなって調子のった言うこと聞けなかった嫌われたとずっと心の中で反響してるし
試される度に不安になって過去を遡って自分が何をやらかしたか考えて自分を否定して泣きたくなった
結局泣いていいと言われて本気で泣いたことなんてほとんど無い
自分が愛情などといったものを求めてはならぬ
相手には愛情からなにから行動されたのなら最大限尽くせ
脳内にずっと焼き付いて離れない呪いの様な言葉
それが 「私」 の 「見返りを求めない性格」 の原点
私は1番愛してる人には仮面など創らずに愛情表現を素の行動でしてる。なんなら無意識にふとそうしたいと思った時に現れやすい
そしてそれの見返りを求めないのも私。
本当は私だって今以上に求めたい
もうボロが出て来てるのも知ってる
あの言いつけを守れてないのもわかってるけど
もうそれは
求めることをするなと言うのは
もう無理だ
頑張って我儘言わないように が
我儘言って嫌われないように になった
それももう無理に等しい
だけどそれを言ったら嫌われる
お前みたいなやつが幸せになるなんて無理だ
そんな否定形が脳内で暴れだして我儘を鎮める
だけど今日だけは我儘が勝ってしまった
世間一般的に見たら可愛くない私が言ってしまう
ねぇ、私頑張ったよね?
もう、我慢しなくていいよね?
私はもっと大切にされたい
もっとスキンシップとかとりたい
人の態度と深層心理を見なくていいように安心したい
泣きたいとき人前なんか気にせず本気で泣きたい
私はただ
もっと愛されたいだけなんだよ
私への扱いも、態度も、愛情表現も
全部全部、もっと大切にされたいだけなんだよ
とてつもない我儘だって分かってるよ…
めんどくさい人間だと思われても仕方ないけど
私だってこんなこと言いたくないよ
これを描いてる手でさえ震えて泣いてるんだから
あ、嫌われたかな
ごめんなさい、こんな人間で